ソフトウェア開発部の oka です。

Windows には コマンドラインで動作する cipher.exe があります。

このツールは、ディスク全体の空きスペースに対してデータを書き込み、
元のデータを完全に上書きしてしまうツールです。
暗号化ファイル システム用 Cipher.exe セキュリティ ツール

存在は知っていましたが、なかなか使用する機会がありませんでした。
先日、Windows 上で動作していたハードディスクをフォーマットする機会があったので、
cipher コマンドでディスクの内容が完全に削除できるかを検証してみました。

検証用 HDD

容量:500GB
ファイルシステム:NTFS
なお、削除の確認はファイナルデータ体験版を使用して確認しました。

検証1:クイックフォーマット


ほとんど復元可能な状態でした。

検証2:通常フォーマット

画像はキャプチャし忘れたのでありませんが、ある程度の復元が可能でした。

検証3:cipher コマンド

時間が掛かりそうなので、バッチで時間を計測してみました。

@echo off
cls
echo 開始時間:%date% %time%
cipher /w:x:
echo 終了時間:%date% %time%


とても時間がかかりました。


復元は不可能でデータは完全に削除されているようです。

まとめ

ディスクの処分を行う際は物理的に壊すのが安全ですが、不可能ならこのツールを使ってみるのは
どうでしょうか?
注意しないといけない点は、空きスペースに対してデータを書き込むので
ファイルの全削除やフォーマットを行った後に実行しないと、ファイルは存在したままです。