テレビの応答速度
ソフトウェア開発部のIです。
先日、知人の子供がとある鬼ごっこな感じのゲームをやっていると聞き、そのゲームは私も結構なプレイ時間を記録するほどやっていたので、どれどれオジサンが手本を見せてやろうと意気揚々とプレイしたところ、最初に吊られて速攻で退場となり散々な結果になりました。
下手くそか!と罵られながら敗因を考えた・・というかすぐわかったのですが、使用していたモニターがゲーム向けではないモニターで応答速度が遅かったため、ボタンを押したタイミングとゲーム内の表示がずれるのが原因でした。
モニターが悪い!と言い訳をしながら汚名返上できる何かいい方法無いかと辺りを見回したところ、低遅延を謳ったゲームモードを搭載したテレビの存在に気づきました。
これだ!と思い、一応メーカーの説明書をさらっと確認したところ、遅延時間を驚異の0.〇〇msに短縮!のような感じで書かれていました。自宅のゲーミングモニターの1msより速い!と勝利を確信しながらテレビに接続、ゲームモードに変更して再度プレイしたところ、初戦と変わらず遅延が酷く同じように敗北しました。
鼻で笑われ、怒りに震えながら説明書のゲームモードの詳細を再度確認したところ低遅延の説明文に「(パネルの遅延を除く)」と書かれていました。じゃあ短縮した0.〇〇msは何なんだ?と調べてみると映像処理の遅延のことらしく、パネルの遅延を含めた応答速度は今回使用したテレビの製造年代では各メーカー共々大体9~12ms程とのことでした。
都合の良い数字を鵜呑みにすると痛い目を見るので今後はちゃんと隅々まで調べようと思いました。