コンピュータは、もっと人に向けて開かれていく・・・。

「エイチ・オー・エス」とは【Human Oriented System】の頭文字を集めたものです。

【Human Oriented System】-これは、人にやさしいシステム開発を目指し「コンピュータは、もっと人に向けて開かれていく」との理念を表した造語です。

汎用機・オフコンが全盛期であった1988年当時のソフトウェア会社の業務形態は、客先への技術者派遣が主体でした。 顧客の要望に即応できる客先常駐型の派遣形態は、確かに最適なものであったといえるでしょう。 不特定多数の顧客を持つ以上、どのような要望にも対応するためにハードウェアやOSなどのノウハウを身につけることは必須であり、 派遣先が変わるごとに、更にその技術力に磨きをかけることもできます。

しかし、そのようにして得た経験や知識、情報などは個人のもとにしか残りません。技術として共有することができないのです。

そこで、技術者の経験やノウハウを共有財産として蓄積し、システム開発のプロフェッショナルを作り上げるために、 派遣ではなく受託開発を主体とした会社を設立しました。

インターネットにはいち早く接続し、現在にいたるまでにX Window System、開発支援ツール、webをベースとした業務システムなどを開発してきました。 また、データベース、各種開発言語、web関連等の講習会なども実施しています。

蓄積したノウハウを生かしたパッケージソフトの開発にも力を注いでいます。

着眼点は「帳票」。それも外国では類を見ない、「日本独特の罫線の多い帳票をいかに簡単に作成するか」ということ。 Windows対応帳票開発支援ツール「シーオーリポーツ」はそれに対するひとつの答えです。 グラフィックツールのような使い勝手のよいエディタにより、どれほど複雑な帳票レイアウトも簡単に作成することができます。 イメージデータの描画はもちろん、バーコード印刷もサポートすることで幅広い分野・さまざまな職種で利用されています。

しかし、結果として形に残る帳票への要求が留まることはありません。

「いつでも」「どこでも」「美しく」-そんなニーズに応えるべく、「帳票クリエータ」は生まれました。 「シーオーリポーツ」の長所はそのままに、GUIでの定義だけで帳票処理を実現できる「帳票クリエータ」。帳票出力フォーマットをXMLやPDFなどから選べる柔軟性、 webを通じたオン・デマンド帳票など、「シーオーリポーツ」をさらに発展させた「帳票クリエータ」-これもまたひとつの答えなのです。

【Human Oriented System】-人に開かれたコンピュータ、人に寄り添ったシステム。

主役はいつも「人間」なのだと私たちは考えています。