フォームエディタの機能活用法 その4

ソリューショングループのHiroです、こんにちは。

先週末から昨日にかけて、台風が上陸するかもしれないということで、我が家でも非常に警戒をしていました。
しかし、幸運なことに台風は上陸することなく、名古屋でもほとんど被害はありませんでした。一安心です。
ただ、台風が去った後の昨夜は雨と雷がすごかったみたいですが・・・
(熟睡中の私は全く気づきませんでした・・・)


さて、今回は2か月ぶりに「フォームエディタの機能活用法 その4」をお届けします。

帳票のレイアウトを作成する際、既存の印刷物を基にする場合もたまにあると思います。
この時に活躍するフォームエディタの機能として「スキャナ取り込み」機能があります。

これは、TWAIN機器(スキャナ等)から画像を入力し、それをシーオーリポーツの画像オブジェクトして貼り付けることができるという機能です。
この貼り付けられた画像を背景にしてレイアウトを作成することで、比較的簡単に帳票レイアウトを作成することができます。また、画像をそのまま背景として利用することもできるので、帳票レイアウト作成の手間を削減することもできます。

この機能はかなり前のバージョンから搭載されている機能のため、ご存知の方も多いと思います。

 
今回ご紹介するのは、既存のExcelファイル等を背景にして帳票レイアウトを作成する方法です。
実は、この機能もかなり前のバージョンから搭載されており、例えば既存帳票のExcelで背景にしたい部分を範囲選択した後にコピー、フォームエディタで貼り付けを行うことで、OLEのオブジェクトとして貼り付けられます。
これを活用することで、結構簡単にExcelファイル等も背景にすることができ、既存帳票のExcelを比較的簡単にシーオーリポーツへ移行することもできます。
ただ、この機能の欠点としては、OLEオブジェクトが.NETやJavaで利用できないこと。

 
ということで、今のフォームエディタでは貼り付けを行う際に「形式を選択して貼り付け」を行うことで、ビットマップ等の画像で貼り付けることが出来るようにもなっています。
「形式を選択して貼り付け」を活用することで、Excelを画像として貼り付けることもできますし、テキスト文字列をラベルとして貼り付けることもできます。

 
フォームエディタで帳票レイアウトを作成する際には、「形式を選択して貼り付け」機能も是非ご活用ください!!!