旧バージョンとの互換性に関する情報です。

弊社ではユーザサポート以外に個別の仕様に合わせたサンプルプログラムの作成や技術的な導入支援、移行に係る設定ファイル等の変換作業等も承ります。お気軽にご相談ください。

帳票クリエータ Ver.2 for .NET

フォームファイルの互換性

旧バージョンのフォームファイルは、すでに出来上がってるシステムの移行などの場合は、フォームファイルを新しいものに移行する必要はありません。
しかし、帳票クリエータ Ver.2 の新しいライブラリは「crf」形式のフォームファイルには対応しておりません。
フォームエディタにて、保存形式を「rse」または「cfx」に変更してください。

名前をつけて保存

「rse」形式にする場合は「Binary Form File」、「cfx」形式にする場合は「XML Form File」を選択してください。

設定ファイルの互換性

旧バージョンの設定ファイルは、帳票クリエータ Ver.2 でも引き続きお使いいただくことができます。その場合は、帳票クリエータ Ver.2 に含まれる旧バージョンのライブラリを使用します。
すでに出来上がってるシステムの移行などの場合は、設定ファイルを新しいものに移行する必要はありません。

帳票クリエータ Ver.2 のマッピングツールは、旧バージョンの設定ファイルを読み込むことができません。
旧バージョンの設定ファイルを編集する場合は、旧バージョンのマッピングツールをご利用ください。

新しく追加された機能を利用したい場合などは、旧バージョンの設定ファイルを帳票クリエータ Ver.2 用に移行する必要があります。しかしこれらには互換性がないため、移行は簡単ではありません。たとえば、旧バージョンの設定ファイルにあった独自仕様の式や関数は、汎用的なECMAScriptに置き換えられたため、新たに書き直す必要があります。

ドキュメントファイルの互換性

旧バージョンで作成した「cid」形式のドキュメントファイルは、帳票クリエータ Ver.2 に含まれるビュアー・ビューコントロールでお使いいただくことが出来ません。
「rsi」または「rsx」形式で、再度作成していただく必要があります。

旧バージョンでの出力形式

旧バージョンの設定ファイルでは、「rsi」形式で作成することが出来ません。
旧バージョンのマッピングツールで、出力形式に「XML形式」に変更してください。

帳票クリエータ Ver.2 での出力形式

帳票クリエータ Ver.2 のマッピングツールで、出力形式に「バイナリ形式」または「XML形式」を選択してください。

アプリケーションの互換性

DocCreatorライブラリ

旧バージョンを使用して開発されたプログラムは、帳票クリエータ Ver.2 で動作させることができます。その場合は、帳票クリエータ Ver.2 に含まれる旧バージョンのライブラリを使用します。
帳票クリエータ Ver.2 の新しいライブラリは、旧バージョンとのAPIの互換性はないため、旧バージョンを使用して開発されたプログラムは新しいライブラリでは動作しません。新たに書き直す必要があります。

ISAPI.DLLからwebサービスへの変更

旧バージョンではIISのISAPI拡張DLLとして用意されていた、ウェブ経由で帳票クリエータを使用する機能は、webサービスに変更しています。
帳票クリエータ Ver.2 には、旧バージョンのISAPI.DLLは含まれておりませんのでwebサービス用に新たに書き直す必要があります。

帳票クリエータ Ver.2 for Java

フォームファイルの互換性

旧バージョンのフォームファイルは、帳票クリエータ Ver.2 でも引き続きお使いいただくことができます。すでに出来上がってるシステムの移行などの場合は、フォームファイルを新しいものに移行する必要はありません。
しかし、帳票クリエータ Ver.2 に含まれるPureJava版のジュールは「crf」形式のフォームファイルには対応しておりません。
フォームエディタにて、保存形式を「rse」または「cfx」に変更してください。

名前をつけて保存

「rse」形式にする場合は「Binary Form File」、「cfx」形式にする場合は「XML Form File」を選択してください。

設定ファイルの互換性

旧バージョンの設定ファイルは、シーオーリポーツ 帳票クリエータ Ver.2 でも引き続きお使いいただくことができます。すでに出来上がってるシステムの移行などの場合は、設定ファイルを新しいものに移行する必要はありません。

帳票クリエータ Ver.2のマッピングツールは、旧バージョンの設定ファイルを読み込むことができません。
旧バージョンの設定ファイルを編集する場合は、旧バージョンのマッピングツールをご利用ください。

ただし、新しく追加された機能を利用したい場合などは、旧バージョンの設定ファイルを帳票クリエータ Ver.2 用に移行する必要があります。しかしこれらには互換性がないため、移行は簡単ではありません。たとえば、旧バージョンにあった独自仕様の式や関数は、汎用的なECMAScriptに置き換えられたため、新たに書き直す必要があります。

ドキュメントファイルの互換性

旧バージョンで作成したドキュメントファイルは、帳票クリエータ Ver.2 に含まれるビュアー・ビューコントロールでも引き続きお使いいただくことができます。

アプリケーションの互換性

旧バージョンを使用して開発されたプログラムは、シーオーリポーツ 帳票クリエータ Ver.2 で動作させることができます。

ただし、同じ処理を行っていても、throwされる例外が異なっているなど、動作が違う箇所もあります。互換モードを指定することで、従来の動きをできる限りエミュレートします。

// 互換モードを設定
DocCreator.setDC3Compatible(true);

REST API から WEB API への変更

旧バージョンのREST APIは、帳票クリエータ Ver.2ではWEB APIと名前が変りました。
旧バージョンではApache Axis2上で動作していましたが、今バージョンのWEB APIではJAX-RSに対応したため、Apache Axis2は必要なくなりました。
代わりにJersey等のJAX-RS実装をご用意ください。
呼び出し時のパラメータやレスポンスは変更ないため、呼び出し側のプログラムは変更する必要はありません。