特徴
- フォームファイル内に複数のレイヤを定義できます。
使用できるレイヤの枚数はほぼ無制限ですが、扱う数に応じて必要とされるメモリも増えていきます。 - レイヤ間のコピー&ペーストが可能です。
- 異なるフォームファイルをレイヤ上にインポートできます。
- 標準モード、LPモードの2種類の描画モードをご用意しました。
標準モード
- レーザープリンタ出力のように、カラム・ロウ(Column・Row)に依存しないレイアウト設計に最適です。
- 全ての描画オブジェクトを、レイヤ上のどこにでも配置できます。
- 任意の幅、高さ、ピッチでの文字描画を行なえます。
LPモード
- 汎用機系のラインプリンタ、ドットマトリクスプリンタへの出力をエミュレートするモードです。
- 常にカラム・ロウ(Column・Row)に合わせてグリッドが表示されます。
- スペーシングチャートで帳票設計するようにレイアウト作成ができます。
- 使用可能な描画オブジェクトは次のとおりです。
- 直線オブジェクト
ただし、グリッド上に水平・垂直線のみ可能 - ラベルオブジェクト
- データフィールド
- 矩形オブジェクト
- 直線オブジェクト
- 円オブジェクト、弓・弧・扇オブジェクト、ピクチャオブジェクト、イメージフィールド、バーコードフィールドは使用できません。
- 文字列はグリッドの格子の中に収まるように描画されます。全角・半角の文字比率につきましては「2:1」か「3:2」に設定できます。
- 文字列は1行単位の扱いとなります。
機能比較表
| 機能 | 標準モード | LPモード |
|---|---|---|
| ラベルオブジェクト | ○ | △ ※1 ※2 |
| 直線オブジェクト | ○ | △ ※3 |
| 四角形オブジェクト | ○ | △ ※3 |
| 円オブジェクト | ○ | × |
| 弧オブジェクト | ○ | × |
| 多角形オブジェクト | ○ | × |
| ピクチャオブジェクト | ○ | × |
| データフィールド | ○ | ○ ※1 ※2 |
| バーコードフィールド | ○ | × |
| リストフィールド | ○ | ○ ※2 |
| テキストフィールド | ○ | × |
| イメージフィールド | ○ | × |
| PDF417バーコードフィールド | ○ | × |
| QRコードフィールド | ○ | × |
| グリッド配置 | ○ | ○ |
| グリッド外配置 | ○ | × |
| レイヤ間コピー | △ ※4 | △ ※4 |
| 固定ピッチ | ○ | ○ |
| フォントのピッチ(自動ピッチ) | ○ | × |
| ボールド | ○ | ○ |
| イタリック | ○ | ○ |
| 下線 | ○ | ○ |
| 取り消し線 | ○ | ○ |
| 文字飾り | ○ | ○ |
| 右寄せ | ○ | ○ |
| 左寄せ | ○ | ○ |
| 中央揃え | ○ | ○ |
| 均等割付 | ○ | × |
| 任意幅の文字描画 | ○ | × |
| 任意高さの文字描画 | ○ | × |
| 任意文字ピッチの文字描画 | ○ | × |
| 任意行ピッチの文字描画 | ○ | × |
| グリッド間隔変更時の描画オブジェクトの位置 | 変化なし | 行/桁に依存 ※5 |
- ※1
- LPモードでは、複数行にまたがった文字列の出力はできません。
- ※2
- LPモードの文字サイズ・ピッチは、グリッド間隔に依存します。
- ※3
- LPモードでは、ライン・ボックスはグリッド線に沿って作成されます。
- ※4
- モードの異なるレイヤ間のコピー&ペーストはできません。
- ※5
- LPモードの描画オブジェクトの位置は、行/桁で指定します。
例)3行/2桁の位置にあるオブジェクトは、グリッド間隔を変更しても3行/2桁の位置に表示されます。

