エイチ・オー・エス 帳票ソリューション

調剤薬局向けソリューション

株式会社ユニケソフトウェアリサーチ 様

常に変化する顧客の帳票ニーズに対し柔軟かつ迅速な対応を実現

保険調剤薬局向けにトータルソリューション「PCラブ/Win21」を提供するユニケソフトウェアリサーチ。 同社では、このシステムの核となる帳票処理に「シーオーリポーツ」を採用した。 その結果、帳票フォーマットの開発に関わる作業を従来の約1/4に短縮。 さらに常に変化するユーザの帳票ニーズに対して柔軟かつ迅速に対応できる開発環境を実現するとともに、その運用のあり方にも新たな可能性を拓くことができた。

長期にわたって着実な進化を遂げる調剤薬局向けソリューション

「PCラブ/Win21」の画面例

PCラブ/Win21の画面例

ユニケソフトウェアリサーチが提供する「PCラブ/Win21」は、 「患者サービスの向上と調剤品質の向上」をコンセプトとした保険調剤薬局向けシステムである。

「医薬分業の受け皿である調剤薬局に対して、受付入力支援から処方監査支援、調剤支援、 服薬指導支援、さらには会計支援まで、調剤薬局業務の“入口から出口まで”を トータルにサポートするソリューションを提供しています(下画面参照)」と、 株式会社ユニケソフトウェアリサーチで専務取締役を務める亀田裕文氏は同システムをこのように紹介する。

このシステムの登場は、1986年にさかのぼる。当初は、オフコンをプラットフォームとしたCOBOLベースのシステムとしてスタートし、 時代のニーズに応じて何度かの大幅なバージョンアップを施してきた。 今から約10年ほど前にリリースされた第三世代に位置付けられるバージョンでは、 Windows環境への移行を実施。オープン化を図るとともに、アプリケーションもオープン系COBOLへと移行している。 さらにその後、2000年5月には、すべてのプログラムを東京システムハウスが提供するオープン COBOL 環境に移行した。

さらに現在、PCラブ/Win21は第四世代となるWindows 2000/XP対応バージョンへと着実に進化を続けている。 もちろん、こうした大規模なバージョンアップのほかにも、法改正や顧客ニーズに応じて、 常に細かなバージョンアップを行なってきたという。

顧客に対するコスト負担を避けるためランタイムライセンスフリーが必須条件

ターゲットとなっている業務の性格上、PCラブ/Win21のシステムにとって最も重要なのが、各種帳票の設計、出力に関わる部分である。 というのも、保険調剤薬局の業務には、各種領収書や請求書はもちろん、調剤録や薬袋ラベルなどをはじめ、 実に多様な帳票類の取り扱いが必要となるからだ。

「さらに、各帳票のフォーマットに関しては、薬局ごとに異なるニーズが非常に多く、 例えば領収書や公費請求書といった最も基本的な帳票類についても薬局や都道府県ごとに大きく異なっています」と亀田氏は説明する。 まさに、帳票に関わる処理こそがこのシステムの“肝”であり、同社ではアプリケーション開発全体のなかでも、 とりわけ大きな労力を割いてきたのだという。

オフコンの時代には、帳票フォーマットをCOBOLプログラムで記述し、 プログラムからESC/PやLIPSといったプリンタ制御コードを発行するというかたちで帳票の出力処理を行なっていた。 このスタイルは、第三世代におけるオープン系へ移行当初も踏襲されている。 この理由について亀田氏は「その当時、Windows環境に提供されていたプリンタドライバのパフォーマンスでは、 我々が必要とするプリンタ出力速度を得ることができませんでした。 そこで、自前で疑似ドライバを開発して、直接プリンタ制御コードをハンドリングすることで高速出力を実現していたわけです」と説明する。 しかし、プリンタ制御コードを使ったスタイルでは、どうしても利用できるプリンタの機種が限定されてしまう。 そうしたことから、現行のPCラブ/Win21へのバージョンアップに際しては、 帳票処理の方法の見直しを図るため、帳票ツールを活用することが検討されたのである。

帳票ツールの選択に際して掲げた重要なポイントは大きく2つあった。 まず第一に、「顧客に対してコスト負担を強いることは避けたい」という観点から、ランタイムライセンスがフリーであること。 そしてもう1つのポイントとなったのが、アプリケーションにおいて柔軟な処理の作り込みが可能なことである。

この点について同社の商品開発部で主任SEを務める清水剛史氏は、次のように説明する。

「元来、当社ではプリンタ制御コードを直接ハンドリングしていたという経緯もあって、 必要な機能をきめ細かにプログラムで実現するためのスキルが蓄積されてきていました。 その点で、いわば“お仕着せ”の機能しか実現できないようなツールでは、やはり満足できませんでした。 ことに顧客からの要望に対して柔軟かつ迅速に対応していくうえで、このことは必須だったのです」

この2つのポイントを主軸に、同社では市場に投入されているほとんどすべてのツールを検証。 最終的に導入したのが、エイチ・オー・エスの「シーオーリポーツ」だった。

シーオーリポーツの導入が開発・運用の局面に新たな可能性を拓く

ニーズに応じて様々な帳票レイアウトを実現

この導入はPCラブ/Win21の開発現場に画期的な変革をもたらした。 例えば、帳票フォーマットの設計に関しても、 従来のプリンタ言語による記述とシーオーリポーツのフォームエディタを使った場合では、 格段に作業効率が違ったのである。 PCラブ/Win21の商品開発に携わる加藤明氏は「何よりもフォームエディタは操作がきわめて容易で、 “お絵描きソフト”のような感覚で、線を引いたり枠を作ったりといったことが自在に行え、 激しく変化するフォーマットについてのニーズにも迅速な対応が可能になりました(上図参照)。 その結果、作業時間を従来比で約1/4に短縮できています」と具体的な数字をあげてその成果を紹介する。 さらに、従来のオフコン環境からの流れもあって、アプリケーションはすべてキーボードでの操作が必須であるなど、 PCラブ/Win21には独自の要件の数々があったが、「そうした点についても、 シーオーリポーツが提供するサーバ側のライブラリやクライアント側のビューコントロールを利用することで、 非常にきめ細かな対応が可能となりました」と加藤氏は続ける。

これまで、領収書や請求書をはじめ、薬局ごとに存在する多様な帳票フォーマットのニーズに対しては、 すべて同社の開発者がその作成を行なってきた。 これに対し亀田氏は「今後は、シーオーリポーツの提供する帳票フォーム作成環境をベースに、 代理店やユーザの方でもそうした作業を実施していただくなど、より柔軟な対応が可能になると思います」と期待を寄せる。 シーオーリポーツの導入がPCラブ/Win21の帳票開発・運用の局面において、新たなる可能性を拓いたといえるだろう。

USER PROFILE
UNIKE 株式会社ユニケソフトウェアリサーチ
本 社 〒150-0011 東京都渋谷区東3-11-10 恵比寿ビル2F
創 業 1985年6月14日
資本金 授権資本金4000万円 払込資本金2000万円
主な事業内容 医薬分業の進展を背景に保険調剤薬局向けパッケージシステムのトップメーカーとして、地域の健康情報発信基地化と医療と経営の両立を実現するシステムの提 案を行なう。そのほかにも、健康関連のポータルサイト「e-ゆにけ」を通じた全国の医薬品情報の提供、ASP事業やe-ラーニングサービスも積極的に展開 している。
URL: http://www.unike.co.jp/
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