ソフトウェア開発部の oka です。

今年の夏に花火大会の打ち上げ現場を見学する機会がありました。

見学前の花火打ち上げのイメージは
1 筒に導火線のついた花火玉を設置する。
2 タイミングを見て導火線に火を点火する。
3 1,2を繰り返す。

…全然違っていました

準備

    1. 花火大会の進行プログラムはソフトで作成し、花火玉の種類や個数を確定させ花火作成を依頼。
    2. 花火職人さんが、手作業で花火玉を作成。
    3. 花火大会の進行プログラムのデータを打ち上げソフトにインプット。

環境構築

    1. 花火玉に合わせた金属製の筒を用意する。使い回しなし。
    2. 筒の底に点火用火薬の小袋があり、導火線が伸びている。
    3. 先端には端子があり電気点火用の端末が付いている。
    4. 端末から通信ケーブルがネットワークハブのような物に接続される。
    5. ハブからPCに繋がっている。

テスト

    1. 電気点火用の端末が正常に動作するか検査用ソフトにて通電テストを行う。
    2. エラーがあれば調査交換。全ての端子がユニークIDなので特定は可能らしい。

運用

    1. PCから打ち上げソフトを実行し、進行プログラム通りに打ち上がる。順調に行けば、これで終了。
    2. 点火出来ないルートがあれば、アラートが表示され、冗長された迂回ルートで点火させる。
    3. 時間が押したりすると、打ち上げ間隔を短くしたり、花火を入れ替えたり、花火をカットしたりもする。

大雑把な流れは以上です。

交通規制の関係もあり、花火の終了時間は遅らせる事は出来ないそうです。
持ち込む PC は衝撃に強い dynabook が使われてました。
OS は XP で打ち上げソフトは独自で開発したそうです。

花火大会のシステムもシステム開発やサーバ管理のようで身近になりました。