データ移行の落とし穴!

ソリューショングループのHiroです、こんにちは。

つい先日、年が明けたばかり・・・と思っていたのに、もう3月に突入してしまいました。
今日の名古屋は雨が降っているため、若干の寒さが残っていますが、日々、暖かくなりつつあるのも実感できます。
寒さが戻ることなく、このまま春に突入することを祈る今日この頃です。。。

私は、ビジネス/プライベートともに10年以上同じメールクライアントを使用していました。
使い勝手は悪くなく、特に大きな不満もなかったので、ずっとお世話になっていましたが、IMAPを使用するようになってからというもの、サーバー上のメール検索が上手くできないことと受信タイミングが遅れがちになることから、10年以上ぶりに移行を決意、年末年始のタイミングで移行することにしました。
私にとって、メールクライアントを移行する上で非常に重要なのが、過去の送受信メールを移行先のメールクライアントでも閲覧できるようにすること。
今回の移行では、移行元、移行先のメールクライアントともに、IMAPに対応していましたので、横着ではありますが、IMAP経由で過去の送受信メールを移行することにしました。

送信メールと受信メールが混在しないよう十分注意した上で、古いメールクライアントからデータをIMAPでサーバーに移動。
そして、新しいメールクライアントで接続して、メールによりIMAPサーバーのまま保管、もしくはローカルフォルダに移動。
無事、全てのメールは移行でき、新しいメールクライアントで過去の送受信メールを全て確認できるようになりました。
ここまでの作業を年末に実施し、新年からは新しいメールクライアントでメールの送受信を!
そして、新年初日。
新しいメールクライアントを起動すると、最近書いた覚えがないメールを送信しているというメッセージ。
少し不吉な予感がして、ネットワークを強制切断して新しいメールクライアントのデータをチェックすると・・・

なんと、数年前に書いたメールを再度送信したような形跡。。。

冷や汗をかきながら、移行したデータを再度確認したところ、過去に送信したメールを [送信トレイ] に入れており、過去に送信した全てのメール(10,000通以上!)を再送信する状態になっていました。
正しくは、[送信済みトレイ] に入れるべきなのですが、新しいメールクライアントに [送信済みトレイ] があることに気づかず、間違って [送信トレイ] に入れていました。
使い慣れていない新しいメールクライアントに対して、慣れていないデータ移行をしたため、危うく10,000通ものメールを再送信してしまうところでした。。。

幸いにも、早い段階でメール再送信に気づいたため、再送信された先が社内の方だけだったのが救いでしたが、本当に危ないところでした。

みなさんもデータ移行には十分にお気をつけください。