みなさま、こんにちは。しむぅです。

先日、シーオーリポーツ製品がバージョンアップしました。

今回は、バージョンアップ項目のひとつであるJIS2004対応について書きたいと思います。

JIS2004とは、JIS(日本工業規格)の一部として定められた文字コード規格の一つで、Windows Vista  から採用されているのはご存知かと思います。

これにより、WindowsのUnicode環境で使用できる日本語漢字が増えました。

ですが、この増えた文字の中には、「サロゲートペア」と呼ばれる方法 で登録された文字が存在します。

このサロゲートペアの文字を出力するためには、サロゲートペアに対応した OS とフォントとアプリケーションが揃わないと使えません。

OS

Windows 2000以降はサロゲートペアに対応しています。

ただし、Windows 2000では、デフォルトで対応機能がオフになっているためレジストリを書き換える必要があります。

標準でサロゲートペアに対応したのはWindows XPとなります。

※今回バージョンアップしたシーオーリポーツ製品は、Windows 2000は動作対象外です。

フォント

JIS2004に対応したフォントが必要になります。

Windows XP や Windows Server 2003 では、そのままでは表示することはできません。

Windows Vista の発売に伴い、Microsoft は JIS2004 対応フォントを配付していますので、そちらをインストールする必要があります。

アプリケーション

サロゲートペアに対応したアプリケーションが必要になります。
シーオーリポーツは、編集子によって文字を切り出したり、文字列を自動で折り返しするために文字列の長さを計算したりする際に、1文字ずつ処理する必要があります。
旧バージョンのシーオーリポーツでは、サロゲートペアを考慮していないため1文字ずつ処理する場合に問題がありました。

それぞれが、対応していないと正しく出力されないことになります。

なお、旧製品でも、JIS2004に対応したOSでJIS2004に対応したフォントを使用すれば、サロゲートペア以外の文字は出力できます。