AdobeAIRとWEBAPI

システム開発担当の読です。

私の趣味がゲームなのですが、最近買ったポケモンでレッドと言うトレーナーと戦いました。
世界で二番目に有名なネズミ1匹に6匹とも倒されて、
絶望感を味わった今日この頃皆様どうおすごしでしょうか?

さて、私の回はずっとPHPを書いていましたが。今回はどうしても書きたいことがあったので
そちら。。。『AdobeAIR』を紹介してみたいと思います。


AdobeAIRを使ってみる

『AdobeAIRはFlashをウェブ上ではなくローカルで実行させることが出来ます』
とどこかに書いてありましたが、AdobeAIRの説明は置いておいて
とりあえず使ってみましょう^^
※簡単なのでeclipseのプラグインを使用することにします

必要なモノ

・AIR SDKとFlex SDK
  AdobeAIRには2つのSDKが必要になります、
  AIR SDKはコチラ
  Flex SDKはコチラ。(少し重いです。。。)
  各自最新版をダウンロードして、適当なフォルダを作り入れておいてください。
 
・eclipse本体
  『eclipseのプラグインを使用する』と上で書いているので、これが無いと始まりませんね^^;

・プラグイン『AIR GEAR』
  AIRアプリケーションのビジュアル開発環境である「AIR GEAR」をダウンロードします。
  ダウンロードしたjarファイルをeclipseのdropinsフォルダへ入れてください。

AIR GEARの設定

プラグインを入れたeclipseを起動して、メニューの「ウィンドウ」→「設定」から、
AIR GEARを選択して、AIR SDKとFlex SDKの欄に先ほどダウンロードしてきたSDKフォルダを設定します。
Gear設定

プロジェクト作成

「フォイル」→「新規」→「プロジェクト」から、「AIR GEAR」の「AIR Project(Flex)」を選択し、
適当なプロジェクト名を入力して作成します。
Gear作成

初期状態で簡単なサンプルがあるので、「実行」→「AIR Application」で実行可能です。
Gear初期

「○○.mxml」は右クリック、アプリケーションから開くで『MXMLエディター』や『テキストエディター』を選択して
表示を変えることが出来ます。
※同じファイルを違う型式のエディターで複数同時に開くと、時よりエラーが出るので、なるべく
一つのファイルは一つ表示を意識してください。

AdobeAIRでWEBAPIを使用する

さて、プロジェクトの作成方法が分かったところで、CoReports帳票クリエータforJavaの
デベロッパーズマニュアルで紹介している
「AdobeAIRクライアントからCoReports帳票クリエータforJavaのWebAPIにアクセスしてpdfドキュメントをローカルに保存」
を試してみましょう。

これより説明する事は、マニュアル「WEB APIの利用方法」のセットアップを行っておく必要があります。

見た目を作る

まず自動生成された「○○.as」はいらないので削除してください。
次に「○○.mxml」のテキストボックスとボタンを削除してください。
以下のそうな感じで、MXMLエディターを使いレイアウトしてみましょう。
Geraレイアウト

写真は「パネル・HBox・ラベル・TextInput・ボタン・HTML」を使用して作成しています。

レイアウトが完成したら次は「○○.mxml」をテキストエディターで開きます。
先ほどのレイアウトが反映されているので、以下と比べて足りないところを付け加えていくだけでいいです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<mx:WindowedApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" layout="absolute" title="DocCreator WEB API サンプル">
	<mx:Script>
		<![CDATA[
		  <!-- プログラムの部分:マニュアルを参照してください -->
		]]>
	</mx:Script>
    <mx:Style>
        <!-- CSS部分:マニュアルを参照してください -->
    </mx:Style>
    <mx:Panel title="Adobe AIRクライアントからDocCreator WEB APIを利用するサンプルです。"
    	      height="100%" width="100%" layout="vertical">
        <mx:HBox>
	        <mx:TextInput id="configuration" text="c:/DcHokenSample/HokenSample.dcx" />
			<mx:Button label="実行" click="executeSample(event);"/>
		</mx:HBox>
		<mx:Label id="message" text="実行ボタンを押してください" />
		<mx:HTML id="viewer" width="100%" height="100%" location="." />
    </mx:Panel>
</mx:WindowedApplication>

後は「application.xml」をマニュアル通りに変更してください。

※「application.xml」の編集時注意
<icon>のアイコン部分は自分の作成したプロジェクトのicons以下の適切な名前に変更しておいてください。

実行してみる

以上を行ったら、実際に実行してみましょう。
もしこの時、実行ボタンを押すと以下の画面が出る場合は、JavaEEが起動していないので、起動させてください。
Geraエラー

どうでしょう?ディスクトップにPDFファイルが作成されて、画面には帳票が出力されましたか?
もし画面に帳票が出力されていない場合、「Adobe Reader」がインストールされているか確認してください。
うまく出力された場合以下のようになるはずです。
Gera成功

最後に

設定方法とプロジェクト作成までを説明しました、『AdobeAIRとWEBAPI』の項目からは万人向けではありませんが
大体初期状態のサンプルを見ていただければ、何が出来るのかは理解できると思います。
私は触って間もないので、もっと何が出来るのか勉強していきたいですね^^