定形外サイズのプリンタ印刷

こんにちは。ソリューショングループのHiroです。
エイチ・オー・エスは、シーオーリポーツ、帳票クリエータ、帳票管理サーバ等、帳票関連のパッケージソフトではお馴染みですが、弊社製品を絡めた受託開発も行っています。(弊社製品に関係しない受託開発も行っています)
その受託開発のマネージャーを担当している関係で、ユーザ様から直接製品のご質問をいただく場合もあります。今回は、その中でもかなり多い質問内容について、ご紹介します。

定形外サイズの帳票をプリンタで印刷する際に、正しい用紙サイズで印刷されない

シーオーリポーツ/帳票クリエータでは、皆さんご存知の通り、定形外サイズの帳票を印刷することが出来ます。
この場合、あらかじめフォームエディタで帳票レイアウトを設計する際に、出力する用紙サイズに合わせて帳票設計を行います。そして、実際に描画ライブラリを使用したプログラム等からプリンタ出力を行うことになります。
(描画ライブラリを使用する場合は、SetFormSizeのメソッド等を呼び出す必要があります)

しかし、何度試しても希望する用紙サイズで出力されないということが、たまにあります。
また、印刷された内容も中途半端に切れてしまうなどの現象が出る場合も・・・

この時に一番注意してほしいポイントは・・・出力しようとしているプリンタ(ドライバ)が、その用紙サイズに対応しているかどうかです。

プリンタ(ドライバ)によっては、物理的には出力できそうな用紙サイズであっても、特殊な用紙サイズには対応していないプリンタ(ドライバ)も存在します。
特に、ドットプリンタでは横幅15インチまで対応しているプリンタだから、それ以下のサイズなら問題なく出力できる・・・と思いがちですが、15インチ以下であっても特殊な横幅に対応していなかったり・・・

このように、希望する用紙サイズで出力されない場合や印刷された内容が中途半端に切れてしまう場合等は、プリンタ(ドライバ)が用紙に対応していないことがあるので、そのプリンタ(ドライバ)が出力したい用紙サイズに対応しているかどうかを確認していただくと良いです。

ちなみに、シーオーリポーツ/帳票クリエータをインストールすると、「プリンタ情報取得ツール」というアプリケーションがインストールされます。
このアプリケーションを使用すれば、任意のプリンタ(ドライバ)がどんな用紙サイズに対応しているかを確認することが出来ますので、是非ご活用下さい。